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冨士日記|Fuji Diary[NADiff Gallery] 冨士日記|Fuji Diary[Art Photo Tokyo]
家の友のための暦物語|The Calendar Story for the Family Friend
彼女の権利−フランケンシュタインによるトルコ人、あるいは現代のプロメテウス|Her Rights: The Turk of Frankenstein, or The Modern Prometheus
家で待つ君のための暦物語|The Calendar Story for You Waiting at Home
亡船記|Logbook of a Sea Goddess
往復朗読|Two Private Rooms
詩集『そだつのをやめる』
詩集『家で待つ君のための暦物語』
小説『フジミ楼蜂』
だつお|Datsuo
NEWS
11/2~4、歌舞伎町一帯で開催される「BENTEN 2024」にて、毎日23:00頃〜西武新宿駅前のユニカビジョンで、新作の映像作品《母の母の母の日記》を上映します。
昨年、高山明さんの「BGM/わたしの歌」で、ベトナム出身のグエン・ティ・ハさんに「母の日記」という歌の話を聞いたのをもとにして作った詩を、今回は朗読し、映像作品として制作しました。
およそ100年前のベトナムの映像と、現在の沖縄、久高島へ向かうフェリーでの映像で構成しています。
3画面、とてもよいものができたので、夜の新宿のビルで鳴り響く朗読をみつめに来てほしいです。
英訳は、Corey Wakeling
@cmiwcmiwcmiw
さん。
今回も、何度もやり取りして素晴らしい英語の詩としてしあげてくれました。
🏮
「BENTEN 2024」
■芸術監督 Chim↑Pom from Smappa!Group
■会期
2024年11月2日(土)15:00-5:00
11月3日(日)15:00-5:00
11月4日(月)15:00-24:00
※会場によって開場時間が異なります。公式WEBサイトやSNS等によりご確認ください。
■会場
歌舞伎町界隈一帯(王城ビル、WHITEHOUSE、新宿歌舞伎町能舞台、AWAKE、デカメロン、東京砂漠、歌舞伎町公園 ほか)
■公式ウェブサイト http://benten-kabukicho.com
■Instagram https://www.instagram.com/benten2024_kabukicho
■参加作家
展示(12組)
チェン・ティエンジュオ、地獄の使者(増山士郎、八谷和彦、会田誠、岸本清子)、渡辺志桜里、岡田裕子、篠田千明、トモトシ、青柳菜摘、遠藤麻衣、須藤絢乃
音楽(23組)
友川カズキ、あがた森魚、「DOMMUNE KABUKICHO」SATELLITE STUDIO(小山田圭吾、砂原良徳、 中原昌也、ASIANDOPEBOYS & Chiro、VMO)、BACK TO CHILL((REBEL FAMILIA(HEAVY×GOTH-TRAD) 、公安 -KOAN-、KILLER-BONG(BLACK SMOKER RECORDS)、EVE、100MADO、CITY1、MØNDAIGAI、HELKTRAM、GOTH-TRAD)、Puzzle pre「We Are The Night」(Obabita、心源、Eichi Abe、Sound Brain、JUN INAGAWA、VC*)、新種のImmigrationsB+野宮真貴
パフォーマンス・その他(30組)
荒川ナッシュ医、麻生子八咫、篠田千明、チェン・ティエンジュオ(with: Siko Setyanto、西原鶴真、Kadapat)、FAMEME、「DOMMUNE KABUKICHO」SATELLITE STUDIO(町山智浩、ピエール瀧、大根仁、宇川直宏)、アー横(会田誠、UGO実行委員会、オフラインサロン・ノーウェア(with: マジックカットどストレート、ノイズカレー、young国立公園&DJ神避、唐仁原伶、耐熱原人、ヒューマンマン、BARD)、すすきの夜のトリエンナーレ、京島駅、途中でやめる、金三昧 (with: THE FOUR-EYED、ぼく脳))、ゆっきゅん、君島大空
■主催:歌舞伎町アートナイト実行委員会
■連携:歌舞伎超祭2024
■協賛:歌舞伎町商店街振興組合、吉野石膏株式会社、遠山正道、東急歌舞伎町タワー、The Breakthrough Company GO、中尾浩治、伊東史子
■後援:新宿区、一般社団法人ナイトタイムエコノミー推進協議会
■助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【ライフウィズアート助成】
■協力:KYOTO EXPERIMENT、 Smappa!Group、 ANOMALY、大星商事株式会社、株式会社方角、新宿うな鐵、株式会社ユニカ
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You can read my 5 poems in English!
青柳菜摘『そだつのをやめる』から4篇と、磯崎さんへの追悼文として書いた「翁の後髭」を、コーリーさん @cmiwcmiwcmiw に英訳していただき、ワシントンの出版社Sublunary Editions @sublunaryeditions のマガジンFirmamentに掲載されました。
挑戦的な英訳をしてもらい嬉しい限りです。ぜひ読んでください!
https://sublunaryeditions.com/magazine/five-poems-by-natsumi-aoyagi
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10/28発売の「現代詩手帖 2024年11月号 特集 新鋭詩集2024/台湾同志詩の現在」に載っているのは、青柳菜摘「セルフデリバリー」。
「運ぶ」ことが、距離や時間を引き延ばし続けている、ということを、ガストのネコ型配膳ロボやUberEATSから語り、時里二郎『名井島』の猫、運ばれてくるもの/いくものとしての流し雛と虚舟のことから書いてます。
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9/28発売の「現代詩手帖 2024年10月号 特集 白石かずこ、果てなき詩の航海」にて、今回は「セルフプレグナンシー(自己妊娠)」と題して書きました。
偽妊娠療法の話から始まり、「妊娠」を状態として認識することや、90年代以降のアニメ・漫画で描かれる「子供による子育て」、スーザン・ソンタグと「母」、というところから書いています。
http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_3331.html
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11/19発売予定の『放課後によむ詩集』、小池昌代さん編集により、青柳菜摘「家の麓2003」を掲載していただきます。
放課後、この本に出会ってもらえたら嬉しいです。
お楽しみに!
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784652206362
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11/1(金)-7(木)、「清流の国ぎふ文化祭2024」に、青柳菜摘「と」佐藤朋子《TWO PRIVATE ROOMS—往復朗読》を出展します!
#往復朗読 は、2020年4月の新型コロナウイルスによるパンデミックを受けて始まり、いまもつづくオンライン・パフォーマンスのアートプロジェクト。
岐阜で会いましょう
「と」とはなにか?は、Webページの「新しい日常から芸術を思考する」松井茂、を、読んでください。
♡
「清流の国ぎふ」文化祭2024
DX時代のメディア表現
──新しい日常から芸術を思考する
https://www.iamas.ac.jp/newnormal/
参加:青柳菜摘+佐藤朋子、Archival Archetyping、赤松正行、池田町有線放送電話プロジェクト、クワクボリョウタ、谷口かんな、平瀬ミキ、藤幡正樹、誉田千尋、前林明次、ミズタニタマミ、三輪眞弘、毛利悠子、安喜万佐子+前田真二郎、山下麻衣+小林直人ほか(50音順)
会期:2024年11月1日(金)〜7日(木) 12時〜18時
会場:オンライン、ワークショップ24(1階IAMAS附属図書館、7階ソピア・キャビン)
入場無料|予約不要
ディレクター:松井茂
会場構成:冨田太基
テクニカル:𡈽方大
webデザイン:西田騎夕
協力:久松真一記念館、OKB総研
主催:情報科学芸術大学院大学[IAMAS]
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10/5(土)〜27(日)、戸田建設とT3 PHOTO FESTIVAL TOKYOによる共同プロジェクト「Tokyo Dialogue 2024」にて、上田良さんが写真、青柳菜摘が詩を、対話を通して作ったものを発表します。
京橋エリアを二人で歩いたり、調べたり、作ってみたり共有してみたりしながら、楽しい制作でした!
わたしは5篇の詩を作りました。
新しくお披露目したTODA BUILDINGの周囲にどでんと展示されるようです。
ぜひご覧ください!
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Tokyo Dialogue 2024
「Tokyo Dialogue 2024」は、3年にわたり実施しているプロジェクト「Tokyo Dialogue 2022-2024」の最終年にあたります。同プロジェクトは、東京・京橋に120年余り本社を構える戸田建設とT3 PHOTO FESTIVAL TOKYOによる共同プロジェクトで、毎年、「写真家」と「書き手」がペアとなり、京橋を舞台に「写真」と「言葉」による“対話”を生み出します。2022年の発足当時、地下25mのTODA BUILDINGの工事現場からはじまった景色も、今や空高く仰ぎ見る高さにまで到達し、ビルはついに2024年11月に、京橋の新しい芸術文化の拠点として開業を迎えます。写真と言葉によってそれぞれが往還しながら、過去、現在、未来へと続く時間と変わりゆく都市の姿を描き出します。
会期
2024年10月5日(土)~2024年10月27日(日)
会場
TODA BUILDING 工事仮囲 西・北面(東京都中央区京橋1-7-1)
主催・企画
戸田建設株式会社、T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO
出展作家
写真家:今井智己、上田良、鈴木のぞみ
書き手:堂園昌彦、青柳菜摘、藤井あかり
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9/22(日)14:00〜、初台・ICCでの細井美裕さんとの新作《新地登記簿》についてのアーティスト・トークがあります!
展覧会をまだご覧になってない方も、観た方も、ぜひお越しください!
本作でやろうとした試みや、細井さんと自分の取り組み方の違いなど、お互いに過去作のことも触れながら話す機会になりそうです。
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オープン・サロン「ICC アニュアル 2024 とても近い遠さ」出品作家によるイヴェント
アーティスト・トーク 青柳菜摘+細井美裕
日時:2024年9月22日(日)午後2時より
会場:ICC ギャラリーD
定員:100名(当日先着順)
入場無料(展示をご覧になるには入場料が必要です)
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2024/open-salon-artists-talk-aoyagi-natsumi-hosoi-miyu-sep-22-2024/
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9/6(金)-9/8(日)、上野藝大の図書館にて開催される「GEIDAI BIBLIOSCAPE 2024」!
青柳菜摘がポエトリー・キャンプ「しのばず連詩林」主宰しつつ、
展示「オブジェとしての本」もお手伝いしてます。
藝祭期間の熱い上野で待ってます...!
Webページ↓
https://fm.geidai.ac.jp/biblioscape/2024/
✴︎しのばず連詩林✴︎
人が集まり、ことばが集まり、〈詩〉となり、イメージを持った声が伝播していく。
カニエ・ナハとの共同企画、RAMのプロジェクトとして続けてきたポエトリー・キャンプ。
今回は「しのばず連詩林」、3日間で6名が「連詩」を巻き、最終日に公開イベントで朗読します。(要予約)
しのばず連詩林|参加メンバー
– 小野寺里穂(川柳作家, Dr. Holiday Laboratory)
– 國松絵梨(詩人)
– 佐峰 存(詩人)
– honninman(ミュージシャン)
– メグ忍者(アーティスト、劇作家)
– 米澤 柊(アーティスト、アニメーター)
*
– 詩集デザイン:山田悠太朗(グラフィックデザイナー, 美術作家)
– 観察詩:田中くるみ(アーティスト)
– 記録撮影:永田風薫(アーティスト)
*
– 主宰:青柳菜摘(アーティスト, 詩人, RAMフェロー)
「ポエトリー・キャンプ 第4回 しのばず連詩林」 公開イベント
日時|9月8日(日)15:30–16:30
会場|東京藝術大学附属図書館上野本館 B棟1階&1+階(東京都台東区上野公園12-8)
予約|予約者に限り「しのばず連詩林」で制作する冊子を差し上げます。(先着20名)
https://forms.gle/U7cpBUKT4H8eS1WZ8
✴︎✴︎✴︎
GEIDAI BIBLIOSCAPE 2024
内容|
– オブジェとしての本
– しのばず連詩林
– 古書バザール
– 蓄音機コンサート
会期|
2024年9月6日[金] – 8日[日]※東京藝術大学藝祭期間中
時間|
DAY1(9/6金) 13:00 – 17:00 (16:45最終入場)
DAY2(9/7土) 10:00 – 17:00 (16:45最終入場)
DAY3(9/8日) 10:00 – 17:00 (16:45最終入場)
会場|
東京藝術大学附属図書館上野本館 B棟1階&1+階(東京都台東区上野公園12-8)
入場|
無料、予約不要
※藝祭開催期間に実施しますが、藝祭実行委員会が運営する「藝祭」とは別に開催するイベントです
※事前予約等は不要ですが、会場内が混雑した場合は入場制限を行う可能性があります
※一部のイベントでは、席の予約が可能です。詳細は、各イベントのご案内をご覧ください
※天候等の理由により、イベントは運営側の判断でやむを得ず中止になることがあります
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8/28発売の「現代詩手帖2024年9月号 特集 粟津則雄――精神の軌跡」に、「セルフプロデュース」が載っています。
江戸時代に「男が出産した」という記述や、女人禁制の富士山に「女に見えない格好」で初登頂した記録などから、社会が作り出してしまった性の固定観念とそれに乗じて「売り出す」ことへのひとつの抗う方法として、見られる自己としてのセルフプロデュースを考えています。
http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_3308.html
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8/27発売の「ユリイカ2024年9月号 特集=石」にて、青柳菜摘が「石の子」という詩を寄せています。
前々からロジェ・カイヨワが気になりながら、最近は中島敦の「石とならまほしき夜の歌」やR.D.レインの言う「石化」のことを考えていました。
蒐集したり観察する「石」から、もしわたしたちの体のなかには必ず「石」の子がいたとしたら、それまで自分が外側に見ていた石という存在が、自らにあたらしいアイデンティティーを考えさせてくれるのではないか、
ということを考えながら、「石の子」という詩を作りました。
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3963&status=published
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東十条駅と王子駅の間にあるジャングルジムのドローイングパーティに参加してます!
ひさびさにだつおが描いたドローイングが買えるチャンスです。
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JUNGLE GYM DRAWING PARTY vol.01
2024.08.02-08.05
12:00-19:00
at JUNGLE GYM (東京都北区岸町2-3-10 たつのこ荘A105)
https://perosan21.com/junglegym/
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7/26発売の「現代詩手帖 2024年8月号 特集 動物と読む現代詩」に、「セルフエクリチュール」が載っています。
ロジェ・カイヨワが、「石が書く(エクリチュール)」、蝶は自ら翅に描いている、といったようなことから、メドゥーサによる「石化」、中島敦の「石とならまほしき夜の歌」、石や機械になることと、「擬動物化」ができない「人間」から離れることが、「自らに自ら書くこと」になるのではということを書いてます。
「セルフ」シリーズ連載の4本目!
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7/5から始まる展覧会に、青柳菜摘とだつおが出展しています。
だつおは、自動操縦をテーマにしたカーブミラーのシリーズ作品、
青柳菜摘は米澤柊さんとの共作で、14分弱の映像作品《水の星、見るための連詩》を新しく作りました。
7/6の音楽イベントでは朗読をするかもしないかもしれません...
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Anima in the fog
会期:2024年7月5日(金) – 8月3日(土)※日曜定休
時間:18:00-24:00
入場:無料・予約不要
会場:WALL_alternative
企画:米澤柊+吉田山/WALL_alternative
企画協力:SNOW Contemporary
参加:青柳菜摘、だつお/大和田俊/黒嵜想/多田恋一朗/野村在/山本花/米澤柊
グラフィックデザイン:八木幣二郎
https://avex.jp/wall/exhibition/216/
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もう次の号が...6/28発売の「現代詩手帖 2024年7月号 特集 散文詩の自由」に、連載が載ってます。
今回は「セルフダイアローグ」と題して書きました。
http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/item_3275.html
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6/7発売の「群像 2024年7月号 批評総特集」にて、「文一の本棚」コーナーで書いています!!
講談社文芸第一から刊行された本にまつわる話、ということで、山下澄人『ルンタ』を選んで書きました。
衝撃的なこの一冊との出会いから、山下さんと会うまで。ルンタのこと書くしかないと思って、書いた!
https://gunzou.kodansha.co.jp/
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公開されました...!
6/22から、ICC @ntt_icc で細井美裕さん @miyuhosoi と初めての共同制作する新作を発表します。
東京湾人工島をめぐって、1000年前の土地について考え、1000年後の未来に照射する。
いまだからこそ、想像の難しいはるか過去、そして未来を考えることを試みたいと思っています。
がんばります!!!
ICC アニュアル 2024 とても近い遠さ
会期:2024年6月22日(土)—11月10日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーB,シアター
出品作家①:青柳菜摘+細井美裕,木藤遼太,ウィニー・スーン,たかくらかずき,ユーゴ・ドゥヴェルシェール,葉山嶺,古澤龍,米澤柊,リー・イーファン
https://t.co/GjXpzj6nMw
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6/24発売の『ベスト・エッセイ2024』に、青柳菜摘「たるぴと影」を掲載いただきます。
たるぴがゆっくり眠っていったそのときを、こうしてたくさん読んでもらえるなんて思ってもみませんでした。
読み返してみてあらためてあのときにしか書けない文章だったと実感しました。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784813805861
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5/31発売の「PAPERSKY no.70 歌人・伊藤紺さんと歴史ある禅トレイルを歩く四国巡礼の旅」にて、道後温泉のクリエイティブステイからやりはじめた「道後朗読記」から一部抜粋して掲載してもらいました!
新幹線からフェリー、船と湯船に揺られ、アメリカ講、伊丹十三記念館の2匹のセミなど。
@papersky_official
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青柳菜摘/だつお+メグ忍者「地騙りの決戦もしくは不戦」
2024年4月28日、梅若能楽堂でのパフォーマンス。
アートサイト神津島での上演は5月24日、25日、26日。
http://s-class-k.com/cate/artsite
青柳菜摘/だつおとメグ忍者 @meguninja の共同制作は2012年に始まり、これまで都市における景色の決壊や、標準時を壊す新暦の開発などをテーマに作品を制作してきた。
今回、オープニング・パフォーマンスの会場である能舞台という場から導き出された「土蜘蛛」という演目を題材に新作を作り始めた。源頼光と土蜘蛛という、現代的なものと土着的なものとの邂逅とも読み取れるこの演目は、「戦う」ことで正義と悪というわかりやすい結果に落とし込む。では、現在における頼光、土蜘蛛的なものを、はっきりと善悪にわけられるだろうか。このパフォーマンスでは冒頭で占うチャンス・オペレーションを取り入れ、先手(土蜘蛛)を決定するため、上演が始まるまで両者の振る舞いは宙吊りになっている。
「土蜘蛛」が表す二項対立を思うと、都市から島に入っていくわたしたちは、これまで決壊させてきた都市の景色や時間という存在になってしまうとも言えよう。神津島の自然と人工物との狭間で、絶えず繰り返され、消えていく呼びかけ、そして互いに「戦う」ことは何であるかを島の各所で行う。
撮影:縣健司 @kenji_agata
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